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里山ガーデンフェスタとは?参加した体験談を横浜市民が徹底解説

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毎年春頃と秋の季節に開催される横浜の花イベント「春の里山ガーデンフェスタ」。色とりどりな花が咲き誇るガーデンを散策する一時は、癒しの時間になること間違いなし。

この記事では、横浜歴30年以上の筆者「はまっ狐」が里山ガーデンフェスタの魅力を解説します。

目次

横浜の里山ガーデンとは

里山ガーデンとは、横浜市旭区にある自然公園。元々は2017年に開催された「全国都市緑化よこはまフェア」の会場として開発され、現在は森に囲まれた公園として機能しています。

横浜市内でも最大級の大花壇があり、そのサイズはなんと10,000㎡。花壇だけで東京ドームの1/5相当です。この大花壇は後述する里山ガーデンフェスタ期間外は入ることはできません。ただ、外周園路には期間外でも入場が可能となっています。

他にも森の中で楽しめるアウトレット「フォレストアドベンチャー・よこはま」があり、遊び盛りな子どもにピッタリな場所です。

里山ガーデンの隣には、よこはま動物園ズーラシアが隣接。厳密には、里山ガーデンとズーラシアはそれぞれ横浜動物の森公園の一部となります。自然を堪能した後に動物園に足を運ぶプランも悪くありません。

里山ガーデンフェスタ

里山ガーデンフェスタは毎年、3月後半から5月頭のゴールデンウイークの時期に開催される春と9月から10月にかけて催される秋のイベントに分けられます。どちらも時期の花々が大花壇に咲き誇り、季節の到来を感じられます。

チューリップをはじめ数多くの花が咲き誇っており、その総数は約25万本とのこと。他ではそう味わえない花の景観が広がっています。開催時期も長めなため、訪れやすいのもグッド。

恋人とのデートや家族での遠足にもってこいなイベントです。

里山ガーデンフェスタに参加したときの体験談

筆者も実際に里山ガーデンフェスタ2024に足を運びました。

  • 参加日:2024年5月4日
  • 参加時刻:15時ごろ

筆者が参加したのは、春の里山ガーデンフェスタの終盤時期。終了1時間前のお昼15時に足を運びましたが、けっこう参加されている方は多かったです。

参加客層としては、小さな子ども連れの家族や犬連れの方が多め。他にも女性のお友達同士で参加されている方もチラホラ見かけました。数こそ少なかったですが一人参加されている男性客もいらっしゃいました。

また意外なことに外国人、特に中国人の観光客もチラホラ訪れていました。新しい横浜の見どころとして機能しているのかもしれません。

咲いていた花と見どころは季節によって変わる

訪れたのが5月ということもあり、チューリップなどは咲いてませんでしたがそれでも色鮮やかな花がたくさん咲いていました。もちろん、イベントがスタートする春先の方が桜も咲き誇るので、見どころは多いでしょう。

しかし、訪れる時期が遅くなっても、そのとき見頃を迎える花たちが代わりに登場するため景色で損することはないでしょう。

余談ですが筆者が訪れた5月の時期には、東口近くにたくさんの鯉のぼりが上げられてました。これも5月特有の見どころといえます。

正面入口から入るのがおすすめ

里山ガーデンには、2つ入口があります。ひとつはズーラシアから向かえる正面入口。もうひとつは西ひかりが丘バス停から徒歩で向かえる東入口です。

東口は言ってしまえば裏口のようなルートであり、人の通りは少なめ。鶴ヶ峰駅に向かうバス停にも近いためズーラシアを経由せず帰りたい方向けのルートです。

ただ、東入口から大花壇に向かうには、森の中を進む必要があるため服装によっては少し歩きにくいかもしれません。

一方、正面入口はズーラシア側から向かえる入口です。正面ということもあり、道は整備されており記念撮影できるスポットもあります。ガーデンフェスタの期間中は出店も出ているため、基本的には正面入口から進まれることをおすすめします。

いずれのルートから入ったとしても、大花壇の前で道が合流するため、花を楽しむという意味ではどちらも変わりません。

ハチ対策は必須

筆者個人的に、里山ガーデンフェスタを楽しむならハチ対策は必須と考えます。里山ガーデンはその名の通り、自然豊かな山。さらに周囲には四季の森公園など動植物がたくさん生息しているスポットが点在しています。

そのため、ハチをはじめとした虫対策は用意しておくに越したことはありません。

虫除けスプレーを吹きかけるのもアリですが、虫の中でも危険性が高いハチに対しては効果が薄め。念のため、巷で話題となっているおにやんまくんを帽子やカバンに付けておくのもおすすめです。

里山ガーデンへのアクセス

  • 相鉄線「鶴ヶ峰駅」→西ひかりが丘バス停から徒歩・よこはま動物園バス停からシャトルバス
  • 相鉄線「三ツ境駅」→よこはま動物園バス停からシャトルバス

里山ガーデンへのアクセスとして分かりやすいのは上記2パターン。どちらも概ねのルートは同じ。

里山ガーデンフェスタ開催中であれば、よこはま動物園バス停から無料シャトルバスが運行しています。シャトルバスを利用しなくとも、それぞれのバス停から徒歩15分程度で向かうことも可能。散策を兼ねて歩いて向かうのもひとつの手です。

西ひかりが丘バス停からは東入口まで徒歩5分程度。途中まで道案内の看板が用意されているので迷うことはないでしょう。

ただ、住宅街の中に入口があるので、少し戸惑うかもしれません。

駐車場はズーラシア側に有料スペースがある

里山ガーデンには専用駐車場がありませんが、隣接しているよこはま動物園ズーラシアには駐車場があるので車で向かう場合はそこに駐車する流れとなります。

駐車場条件は下記の通り

  • 料金:1日1回1,000円※支払いは現金のみ
  • 台数:2,200台
  • 営業時間:ズーラシア開園1時間前〜閉園1時間後

ズーラシアの駐車場は広めなため、駐車できないというケースは早々起きないとは思われます。ただ、ズーラシア駐車場よりも安い駐車スペースは周辺に数か所あるため、そちらを予約しておくのもアリです。

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里山ガーデンが中止となった事例

里山ガーデンフェスタは2018年より開催されてきていますが、2024年開催時までの間、計2回中止になった事例があります。その理由はいずれも新型コロナウイルス関連。感染対策として中止となったようです。

ただ、それ以外は予定通り開催。毎回数万人もの参加客が訪れ、花々を楽しんでいるようです。

そのため、よほど強力な台風など災害が直撃しない限りは基本的に中止の心配は不要といえます。

里山ガーデンフェスタを満喫しよう!

里山ガーデンフェスタは春と秋の花々を楽しむことができる横浜のイベント。緑化都市を目指している横浜ならではの催しです。園内にある大花壇には数多くの花が咲き誇っており、その景色は壮観。花に対してそこまで興味がない方でも、その迫力に驚くことでしょう。デート先はもちろん、家族や友人との遠足にもおすすめなスポットです。

今回の記事を参考に、里山ガーデンフェスタを満喫してみてください。

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