100年に一度開花すると言われるリュウゼツラン。横浜の中央分離帯に咲き始め、地元ではちょっとした話題となっておりました。
この記事では横浜に暮らす筆者が実際にリュウゼツランが咲いている横浜の上永谷を訪れたときの感想を紹介します。
そもそもリュウゼツランとは
リュウゼツラン(学名Agave)リュウゼツラン科の単子葉植物。アガヴェ、アガベ、またはアガーベとも呼ばれます。
リュウゼツランは大型の常緑多年草。葉は肉厚で、多くの種では先端に鋭い棘があります。植物の中心から大きな花茎が伸び、開花時には花序を形成します。
リュウゼツランは、一生に一度だけ開花し、その後枯死するという特徴があります。この開花は種類によって異なりますが、「100年に一度」と言われることもあり、その珍しさから注目度は高いようです。
余談ですがリュウゼツラン科の中には食用としての用途がある模様。若い花茎がサトウキビのように消費されたり、樹液が甘味料として利用されたこともあったようです。有名なものとして、アオノリュウゼツラン・テキラリュウゼツランの樹液を発酵させて作られる飲料「プルケ」や蒸留酒のテキーラが挙げられます。
また、一部のリュウゼツランの葉から得られる繊維は非常に強靭だったそうです。昔はロープなどの製造に広く使用されていたようです。
横浜市港南区上永谷のリュウゼツランを見に行ってきた
筆者がリュウゼツランを見に行ったのは2024年7月19日の15:30頃。平日のお昼でしたが、リュウゼツランの前には20〜30人程度の人が集まっていました。混雑していた、という程ではありませんでしたが、絶えず人は集まってきていたので土日はもっと人が集まると予想されます。
リュウゼツランはかなり成長しており、予想以上に高くなってました。見上げるほど高いので全体を撮影したいときは、少し離れた位置から撮った方がよいです。
ただ、近隣にはマンションもあるためSNSにアップする写真を撮影する場合は写り込みなどに注意しましょう。
また長居すると交通の妨げとなる恐れもあるため、一通り見終わったらジャマにならないうちに撤収されることを推奨します。
上永谷駅からリュウゼツランまでのルート
上永谷駅の改札を出て右手側、階段を降りるルートがあります。階段にはリュウゼツランまでのルート案内の張り紙もあるので迷わないでしょう。
階段を降りたら左手方向を直進。交差点信号を渡ったら右方向に進みます。
少し進んだ先にリュウゼツランが咲いている環状二号線の中央分離帯に到着します。駅から徒歩でだいたい5分くらいです。