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横浜港の見える丘公園の見どころを解説!最寄駅からのアクセスを地元民が紹介

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港の見える丘公園

横浜港を一望できる丘の上にある「港の見える丘公園」は、デートスポットとしても人気が高い場所です。観光客や地元住民に愛されている港の見える丘公園には、横浜開港の歴史を感じさせる史跡や建築物が点在し、四季折々の花々が咲き誇る庭園もあります。

今回は、港の見える丘公園の見どころについて詳しく紹介します。

目次

港の見える丘公園とは

港の見える丘公園

港の見える丘公園は、横浜市中区にある市内屈指の景観を誇る公園です。園内には横浜港を一望できる展望台や、美しい庭園、さまざまな歴史的建造物があります。

公園の歴史は古く、開港当時イギリス軍とフランス軍がここに駐留していたことから、園内には西洋の影響を受けた建築物や庭園跡が数多く残されています。現在でも公園の主要な観光スポットとなっており、横浜の歴史や文化を知れる貴重な場所となっています。

また、季節ごとに咲き誇る様々な花も魅了的。特に春になると、公園内の桜が満開になり、美しい花見スポットとなっています。公園付近にはカフェやレストランもあり、ゆっくりとくつろげる場所もあります。

家族や友人とのお出かけスポットや恋人とのデートにも最適です。

イギリス軍・フランス軍の駐留跡地

港の見える丘公園は、開港時イギリス軍とフランス軍が駐留していた歴史があります。横浜は外国人居留地として栄え、多くの外国人が住んでいた地域でもあります。

フランス領事館跡地のフランス山地域・イギリス総領事官邸であったイギリス館など、イギリス・フランス軍が駐留していた当時の名残は現在でも公園内に残されています。当時の西洋建築の特徴を反映しており、歴史や文化を感じられます。

歴史的な背景を感じながら、美しい自然に触れるだけでなく、園内には解説板も設置されているため、歴史や文化をより深く知ることができます。

フランス山

  • フランス領事館跡地
  • 風車
  • 領事館遺構

フランス山は、港の見える丘公園内にある小高い丘。その名の通りフランス軍が駐留していた地域であることから名付けられました。この丘からは横浜港やみなとみらいの美しい風景を一望することができ、絶好の撮影スポットとなっています。

フランス山はハイキングコースも整備されています。フランス山の頂上にある展望台まで続いており、頂上からの眺めは圧巻です。

横浜市イギリス館

横浜市イギリス館は、日本の開国と共に栄えた横浜の歴史を感じさせる重要なスポットです。幕末から明治時代にかけて、多くの外国人が居住し、貿易を行っていた横浜は、その名残を今も色濃く残しています。

その中でもイギリス館は、イギリス風の建築様式が特徴的で、美しい庭園とともに訪れる人々を迎えています。イギリス館はもともと、英国総領事官邸として建設。現在は旧英国総領事館邸として一部公開されており、歴史的な展示物などを通じて、イギリス文化の魅力を伝えています。

イギリスの文化や伝統を身近に感じることができる場所となっています。

山手111番館

山手111番館は、横浜市の歴史的な街並みに佇む洋館。1926年にJ .H.モーガンによって設計された建物。アメリカ人ラフィン氏の住居として建設されました。

平成8年に横浜市が敷地を取得し、建物は寄贈されたものを保存・改修工事を行いました。現在では横浜市の指定文化財として、多くの観光客や地元の人々に親しまれています。

建物の外観は、白い壁に赤い屋根が特徴的で、クラシックな洋館の風格を感じさせます。内部は、当時の家具や調度品がそのまま残されており、訪れる人々は当時の生活様式を垣間見ることができます。

山手111番館では、定期的にイベントや展示会が開催。美しい庭園も併設されており、散策にも最適です。

参考:山手111番館公式サイト

愛の母子像

「愛の母子像」は、横浜市の港の見える丘公園に設置された追悼碑。1977年9月27日に発生した横浜米軍機墜落事件の犠牲者を悼むために建立されました。この事件では、横浜市内で米軍機が墜落し、市民3人(母と幼子2人)の命が失われました。

生前に海が見たいと願っていたことから、この「愛の母子像」は寄付を受け港の見える丘公園内に設置されました。

展望台

「展望台」は、横浜港の見える丘公園の人気スポットのひとつ。その名の通り横浜港や横浜市街を一望できます。横浜の美しい海と空、そして横浜ベイブリッジなど壮大な景色を眺められます。

展望台からの眺めは、季節によって異なる顔を見せるため、訪れるたびに新しい発見があるでしょう。春には桜が咲き誇り、夏には青い空と海が広がり、秋には紅葉が山を彩り、冬には冷たい空気の中で澄み切った景色を楽しむことができます。どの季節に訪れても、展望台からの景色は感動的です。

また、展望台は夜景も楽しむことができるスポットでもあります。夜になると横浜市街や横浜ベイブリッジがライトアップされ、幻想的な景色が目の前に広がります。

夜の展望台からの眺めは、日中とはまた違った美しさがあるので、恋人とロマンチックな雰囲気を楽しむことができるでしょう。

大佛次郎記念館

横浜港の見える丘公園内に位置する「大佛次郎記念館」は、日本の著名な作家である大佛次郎氏の業績を称え、作品や生涯をさまざまな資料で紹介しています。この記念館では、大佛次郎氏の手稿や書籍、愛用品などが展示されており、彼の生涯と作品を深く知ることができます。

大佛次郎氏は、多岐にわたるジャンルで執筆活動を行い、その独自の文学スタイルと深い洞察力で多くの人々に影響を与えました。また、横浜市の文化や歴史にも深く関わり、その功績が大佛次郎記念館の設立につながりました。

大佛次郎記念館では、大佛次郎氏の文学作品のほか、彼の人生哲学や価値観を感じることができるイベントや講演会なども定期的に開催。展示内容も定期的に更新されるため、何度訪れても新しい発見があります。

神奈川近代文学館

横浜港の見える丘公園内に位置する「神奈川近代文学館」は、神奈川県にゆかりのある文学者や文学作品を紹介し、県内の文学の発展と普及を図ることを目的とした施設です。この文学館では、神奈川県に関連する文学者の手稿や関連資料、さらには文学作品の初版本などが展示されており、地域の文学的価値を感じられます。

神奈川県には、川端康成や三由紀夫などの著名な文学者が多く存在し、また、横浜や鎌倉などの地域が舞台となった文学作品も多いです。

イングリッシュローズの庭(バラ園)

横浜港の見える丘公園にあるイングリッシュローズの庭は、美しいバラの花々が咲き誇ります。英国式庭園のデザインを取り入れており、その名の通り「イングリッシュローズ」の優美な香りと色鮮やかな花々が訪れる人々を魅了しています。

横浜バラフェスタ

横浜港の見える丘公園で毎年春と秋に開催される横浜バラフェスタは、多くの観光客や地元住民が訪れる一大イベント。フェスタ期間中は、広大なバラ園が見事に咲き誇り、様々な品種のバラが競い合うように色鮮やかな花を咲かせます。その美しい光景は、まさに圧巻と言えるでしょう。

バラフェスタは、イングリッシュローズの庭だけでなく、その他市内のバラ園と連携して行われているイベントです。バラの花だけでなく、バラをテーマにした様々なイベントも開催されます。一部バラ園ではバラの香りを活かした限定商品や食品も販売され、嗅覚や味覚でもバラを楽しめます。

フェスタ期間中、夜間のライトアップされたバラ園は幻想的な美しさを誇ります。そのため、観光地としてだけでなく、デートスポットとしても人気が高いです。

沈床花壇(香りの庭)

横浜港の見える丘公園内にあるイングリッシュローズの庭には、「沈床花壇」と呼ばれる特徴的な花壇があります。沈床花壇とは、土を沈めて作られた花壇のことを指し、一般的な花壇よりも低い位置に植物が植えられているのが特徴です。

この沈床花壇には、季節ごとにさまざまな種類のバラが植えられます。春から初夏にかけてはバラが見頃となり、様々な色と香りのバラが花壇を埋め尽くします。

沈床花壇の周辺は整備された歩道があり、花壇をぐるりと囲むように歩くことも可能。バラの美しさを間近で感じながらゆっくりと散策を楽しむのも醍醐味といえます。

沈床花壇のデザインや植物の配置も工夫されており、見る角度によって異なる景色が楽しめます。

港の見える丘公園へのアクセス

港の見える丘公園へは、JR京浜東北・根岸線「石川町駅」から徒歩で約20分、みなとみらい線「元町・中華街駅」からは6番出口を出て徒歩5分程度で到着できます。

駐車場情報

  • 普通車
    平日:30分250円、土・日・祝日・12/29~1/3:30分300円
  • ※駐車券を紛失した場合は特別駐車料金
  • 1,000円札以外の紙幣は利用不可

港の見える丘公園入り口付近には専用の駐車場があります。ただ、駐車場の収容台数は17台と限られているため、休日やイベント開催時などは混雑が予想されます。

公園の周辺にも有料の駐車場がいくつかありますので、専用駐車場が満車の場合はそちらを検討しましょう。

よくある質問

港が見える丘公園の入場料はいくらですか?

港が見える丘公園の入場料は無料です。

港が見える丘公園とは何ですか?

港が見える丘公園とは、神奈川県横浜市中区に位置する公園で、歴史を感じることができるスポットが多くあります。

港の見える丘公園のバラはいつ頃見頃を迎えますか?

港の見える丘公園のバラは、春から初夏にかけて見頃を迎えます。特に横浜バラフェスタが開催される時期には、多くの種類のバラが咲き誇ります。

港の見える丘公園は何番出口?

みなとみらい線「元町・中華街駅」からは6番出口を出て徒歩5分程度で到着できます。

港の見える丘公園はいつからありますか?

港の見える丘公園は、1962年に開園しました。

港の見える丘公園に足を運んでみよう!

港の見える丘公園には、歴史的な建造物や美しい花々、壮大な景観など多くの見どころがあります。アクセスも良好で、周辺にはカフェやレストランなどもたくさんあります。港の見える丘公園を散策した後にショッピングへ向かうのもオススメです。ぜひ一度訪れてみてください。

この記事を書いた人

登録販売者と管理栄養士の資格を持つ社会人です。
美味しいものを求めつつ、横浜散策するのが好きです。

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