横浜には「三渓園」という日本庭園があるのをご存じですか?
横浜というと、みなとみらいや八景島シーパラダイスといったオシャレ&エンタメスポットをイメージされる方が多いと思います。一方、三渓園も伝統的な庭園の美しさを感じられて静かに過ごせるおすすめ観光名所です。
三渓園にどんな見どころがあるのかを知れば、きっと足を運んでみたくなるはず。
今回は,、三渓園とはどんなスポットなのか、敷地内にあるものを紹介します。

横浜で四季を楽しみたいなら候補から外せません!
横浜三渓園とは


所在地 | 〒231-0824 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1 |
営業時間 | 9:00~17:00 最終入場は16時30分 |
休園日 | 12月26日~31日 |
料金 | 大人(高校生以上) ¥600(2023/10/1~¥800) 子ども(小・中学生) ¥100 |
駐車場 | あり 乗用車、その他小型車 入場から2時間まで 1,000円 2時間超えた場合、30分毎 200円 1日の上限額なし バス(マイクロバス含む) 1台 1,000円 17時で閉場 |
最寄り駅 | JR根岸駅 |
Googleマップ
横浜にある日本庭園


横浜三渓園は、1906年に実業家「原三渓」が作った日本庭園です。東京ドーム約4個分に相当する18万㎡の広大な敷地となっています。敷地内には、京都や鎌倉から移転させた歴史的な建物・重要文化財が点在しています。四季折々の植物もたくさん見られるところも人気の理由です。
三渓園の割引に関して


- 横浜市内の宿泊施設などで配布している三渓園発行の割引券を持っている場合。
- ㈳日本自動車連盟(JAF)カード、神奈川県民共済 わかばカード、ベネフィット・ワン会員証、横浜市交通局 みなとぶらりチケットのいずれかを持っている場合。
- 障がい者手帳を有している場合
三渓園では上記に当てはまる場合、割引料金で入園できます。
横浜三渓園の見どころ


三渓園には、たくさんの歴史的な建物や見どころが存在しています。中には、元々別の場所に建っていたものを移築したものも。
三渓園の敷地は、とても広大。どこにどんな建物があるのか事前にチェックしておくと、三渓園の周り方を決めやすくなります。ここでは、三渓園にたくさんある見どころの中から特に注目度が高いところをピックアップして紹介します。
大池
三渓園の門をくぐり抜けると目の前に広がるのが「大池」です。
池の周りには桜の木が植えられているので、春には舞い散る桜の花びらが池に彩を加えます。また、池の中に和舟が浮かんでおり、時代をトリップしたような風景も楽しめます。
臨春閣
臨春閣は江戸時代初期、和歌山に紀州徳川家の別邸として建てられた数寄屋風の建物です。
「臨春閣」は3棟から成り立っており、移築した際に配置が変更されました。しかし、内部はそのままの状態を保たれています。池沿いに建てられているのもポイント。水面に映る「臨春閣」には。また違った風情があります。
聴秋閣
聴秋閣は徳川家光の命により、京都・二条城内に建てられました。
建築当時は3つの屋根が組み合わせられた外観から「三笠閣」と称されていました。その後、移築が繰り返され、最終的に三渓園に移築されました。三渓園に移築されたときに名称も「聴秋閣」へと改められたそうです。
新緑や紅葉の時期に遊歩道が開放され、木々と建築の風情を堪能できます。
蓮華院
原 三渓自身が構想したとされる茶室が「蓮華院」です。
建物の周りが竹林に囲まれていて、フォトスポットとしても人気があります。土間にある円柱や壁の格子には、平等院鳳凰堂から持ってきた木材が使われたと伝えられています。
松風閣
坂道を登り切ったところに「松風閣」があります。
現在は展望台となっており、横浜の工業地帯が望めます。天気が良ければ、富士山が見えるかもしれませんよ。
三重塔
三渓園内にある三重塔は、室町時代頃に建てられたと言われています。
関東に現存している木造仏塔の中では、最古のものだそうです。小高い丘の上に建っているので、横浜の街を見下ろせます。夜にはライトアップされて、昼だと見えにくい細部まで際立って見えます。
旧矢箆原家住宅
大きな茅葺屋根づくりの「旧矢箆原家住宅」は江戸時代、岐阜県に農家の家として建てられました。
昭和35年に三渓園に移築され、翌年には国の重要文化財に指定されました。園内で唯一、常時解放されていて、いつでも屋敷内を見られます。
茶店
三渓園内には3つの茶店があります。
そのひとつが「待春軒」。原 三渓が考えたとされている「三渓そば」や甘味がいただけます。筍、シイタケ、挽肉をしょうゆベースで作った餡と一緒に食べる三渓そばを味わってみてくださいね。
原 三渓が足利時代の建物を移築し、代々建物を守りながら営んできた日本料理店。2020年に惜しまれつつ閉店。
季節によって変わる三渓園の花


三渓園には歴史的建造物だけではなく、季節ごとに様々な花々が咲き誇ります。1年を通して多種多様な花が見られるので、訪れるタイミングによって雰囲気の異なる園内を楽しめます。どんな種類のお花が見られるのか簡単に紹介します。
梅
梅は2~3月頃に見頃を迎えます。
三渓園を造園している当初から梅の木が植えられていました。現在では様々な種類があり、薄い色味のウメや色鮮やかなコウバイ、大きな花をつけるブンゴウウメなどが咲き誇ります。
桜
3~4月に見頃を迎えるのは桜です。
梅の花のように桜の花も複数の種類が植えられています。桜を見られるスポットは他にもたくさんありますが、三渓園には複数種類の桜が植えられているのがポイントです。夜にライトアップされた桜は、また雰囲気が変わりますよ。
紫陽花(アジサイ)
梅雨の時期に見頃になるのが紫陽花です。
紫陽花は土壌の成分により色が変化します。三渓園では紫色の紫陽花が楽しめます。ぜひ行ってチェックしてみてくださいね。雨の日のお出かけは憂鬱になりがちですが、雨の滴る紫陽花を見たら気持ちも変わるはずです。
蓮(ハス)


三渓園を造った原 三渓が花の中でも最も好んでいたと言われているのが蓮です。見頃となる7~8月には、白とピンクの花が池の中に咲き彩りを加えます。
彼岸花(ヒガンバナ)
彼岸の頃に咲くことから名づけられた彼岸花。9月に真っ赤な花や白い花を咲かせて見頃を迎えます。
開花した姿が他の花とは違い特徴的なので一度見たらインパクトを受けるのでないでしょうか。
金木犀(キンモクセイ)
秋になると、どこからかふんわりと香ってくる金木犀が好きな方も多いのではないでしょうか。
三渓園内にも金木犀の木があり、見頃になると小さなオレンジ色の花をたくさんつけているのでかわいらしい印象がありますよね。
山茶花(サザンカ)
11~1月と寒くなる時期に見頃を迎えるのが山茶花(サザンカ)です。
ツバキにそっくりなので見間違えてしまいそうですが、上品な香りがしたり、花びらが一枚ずつ散っていく姿は風情を感じさせてくれます。
水仙(スイセン)
長い期間楽しめる水仙ですが、三渓園では12~1月の冬に見頃を迎えます。気品のある香りを放ち、ラッパのような花びらが印象的です。オレンジや白の花が咲きます。
紅葉も綺麗


お花ではありませんが、真っ赤に色づいた紅葉も綺麗です。11月中旬から12月中旬に色づき、紅葉の見頃になります。赤やオレンジ、黄色とカラフルであたたかな色に囲まれます。
あまり見ることがないかもしれませんが、実は4月頃には小さなモミジの花が咲いています。
三渓園では結婚式も対応している


「鶴翔閣」は園内でも大きな建物で、もともとは原 三渓自身の自邸として建てられました。外観が鶴が羽ばたいていく姿に見えたことから「鶴翔閣」と名付けられたそうです。
その「鶴翔閣」では、1日1組限定で結婚式を執り行うことができます。普段は非公開になっている建物ですが、結婚式という一生に一度の大切な時間を参列される方々と共に貴重な空間で過ごせばより思い出に残せそうですね。和装婚を検討されている方は、候補のひとつに入れてみてもいいかもしれません。
三渓園でのおすすめ和食ランチ


三渓園内には甘味・食事処もあります。中でも、おすすめなのは外苑の大池の前にある「三渓園茶寮」です。
こちらはお団子の種類が豊富で人気。定番のあんこやみたらしから、変わり種の大根おろしなどがあります。お団子だけではなく、おでんやうどん、蕎麦などのお食事メニューも用意されています。
特に一度で3つの味の蕎麦が楽しめる「三景わん」はおすすめです。海老天・なめこおろし・わかめの3種が味わえます。異なる味をちょっとずつ楽しめるので、ちょっぴりお得な気持ちになりますよ。三渓園の絶景と合わせたら、よりおいしく感じるはずです。
根岸駅からの三渓園へのアクセス


三渓園の最寄り駅は、JR線の根岸駅。
根岸駅から、市バス経由で本牧もしくは三渓園南門入り口に向かうと徒歩数分圏内に到着します。根岸駅以外にも横浜駅・桜木町駅・元町・中華街駅から出発するバスでも近くのバス停に行くことができます。
ぶらり三渓園バス


横浜駅東口から出発しているのが、ぶらり三渓園バス。土日祝日限定で運行しており、桜木町・中華街を経由して三渓園内バス停まで向かいます。あまり歩きたくない方にとっては便利な移動手段です。運賃は大人220円、小児110円となっています。
よくある質問


まとめ


三渓園は広大な敷地の中に建物や四季折々の植物があり、見どころがたくさんあります。訪れる時期によって見頃を迎えている花が異なります。
横浜にある他の観光スポットとは違い、日本らしい落ち着いた時間を堪能したい方にはおすすめのスポットです。一味違った横浜観光を楽しんでみてくださいね。