横浜市鶴見区は京浜工業地帯の印象が強いエリア。横浜駅や都心へのアクセスが良く、三ッ池公園のような自然を感じるスポットもあるため利便性と住みやすさを兼ね備えた地域です。
この記事では、横浜市鶴見区のおすすめスポットや住みやすさについて解説します。
鶴見区への移住を考えている方は参考にしてみてください!
横浜で暮らすならシェアハウスという選択肢もあり
詳しい解説はこちら
横浜市鶴見区のおすすめスポット
初めに、鶴見区のおすすめスポットについて紹介します。鶴見区に引っ越してきたらぜひ訪れてみてください。
三ツ池公園
三ッ池公園は鶴見区にある公園であり、新横浜駅もしくは鶴見駅から出発する横浜市営バスで公園付近まで向かえます。
三ッ池公園には灌漑用に作られた3つのため池があり、その周りに桜をはじめとする樹木が並んでいます。日本の桜の名所100選に選ばれており、約70品種の桜が咲き誇っています。
森永エンゼルミュージアム
森永エンゼルミュージアム(MORIUM)は鶴見駅から徒歩16分程の位置にあり、森永製菓の鶴見工場にあります。
完全予約制の見学ツアーでは、森永製菓の歴史・商品についての紹介や、小枝・ハイチュウプレミアムを主に製造している鶴見工場の製造ラインを見学できます。
鶴見神社
鶴見神社は、鶴見駅から徒歩4分ほどの場所にある横浜最古の神社です。
鶴見神社では杉山大王神と天王宮のニ社相殿となっており、4月の田祭りや7月の天王祭のように神輿が出てくるお祭りも開催されています。
生麦事件跡地
生麦事件とは、薩摩藩の藩士によるイギリス人商人の無礼討ち事件であり、のちに薩英戦争のきっかけになった出来事です。生麦事件が起きた生麦村は現在の横浜市鶴見区に位置しており、生麦駅から徒歩でアクセス可能な場所に生麦事件跡地があります。
生麦事件跡地では、文化的な違いや誤解が招いた深刻な結果を知り、相手の文化や立場を理解して同様の間違いを防ぐ教訓となるように生麦事件碑が設立されています。
キリンビール横浜工場
キリンビール横浜工場は生麦駅から徒歩10分程にある施設であり、工場見学ツアーを行っています。
工場見学ツアーでは、ビールの製造工程見学・麦芽の試食・ホップの香り体験・麦汁飲み比べなど、ビールの製造に関する様々な知識を体験しながら学べます。
みその公園「横溝屋敷」
みその公園「横溝屋敷」は鶴見区にある見学施設であり、江戸時代からの農村生活を身近に感じられる横浜市指定文化財のひとつです。かやぶき屋根の5棟(主屋・長屋門・蚕小屋・穀蔵・文庫蔵)が連なり、農作関連品の展示や稲作体験も可能です。
また、ひなまつりや鯉のぼりなどの四季を感じるイベントが行われ、9月の竹とうろうまつりでは竹林に灯されたあかりで幻想的な空間を生み出しています。
横浜市鶴見区の主要駅
JR京浜東北線 | 鶴見駅 |
JR鶴見線 | 鶴見駅 国道駅 鶴見小野駅 弁天橋駅 浅野駅 新芝浦駅 海芝浦駅 安善駅 |
JR南武線 | 矢向駅 |
京急本線 | 鶴見市場駅 京急鶴見駅 花月総持寺駅 生麦駅 |
鶴見区にはJR線と京急線が通ってます。
特に鶴見駅はJR京浜東北線・JR鶴見線・京急線が集結しており、都心方面・横浜方面・羽田空港・京浜工業地帯への通勤利用で混み合っている鶴見区の主要駅です。
また、JR鶴見線は車掌を乗せないワンマン運転を実施しており、2023年12月から運行しているE131系は車体側面のカメラで乗客の乗り降りの安全確認を行っています。
鶴見区の区役所へのアクセス
鶴見区役所の最寄り駅は鶴見駅です。
京急鶴見駅からは徒歩6分。東口から出て左側に進み、大通りに出たらローソン+スリーエフの角を右折。道なりに進むと地下通路があるので、地下通路に入って北口2番出口から外に出ます。そのまま直進すると鶴見区役所が見えてきます。
JR鶴見駅からは徒歩7分。東口から出て鶴見駅前交番を左手側に見ながら道なりに直進します。しばらく直進すると地下通路があるので、地下通路に入り北口2番出口から外に出て直進。しばらく進むと鶴見区役所が見えてきます。
横浜市鶴見区の治安や住みやすさ
鶴見区は、自然環境が豊かで交通の便も良く住みやすいエリア。キリンビールや森永製菓のように工場見学を行っている場所があるので、観光スポットとしても楽しめます。
しかし、川崎市に近いため治安が悪い印象を持つ方も多いようです。
横浜でコスパよく暮らすならシェアハウスという選択肢もおすすめ!
鶴見区をはじめ横浜で暮らすときネックになるのが、住居費用・賃料の高さ。なにせ東京に近く各地方へのアクセス抜群な大都市であるため、暮らすにはそれなりのお値段が発生します。横浜の田舎っぽいところでも、いい部屋に住むならけっこう高いです。
そこで、おすすめなのがシェアハウスという選択肢。オークハウスであれば、敷金礼金・連帯保証人不要。初期費用が通常賃貸アパートと比べて安く済みやすいです。
また、家具家電付き&インターネット接続料も賃料に含まれているため、入居に伴う費用を大幅に削減できます。条件がいい分、物件数はそこまで多くありませんが試しに訪問してみる価値はあるでしょう。
デメリットといえば、知らない人とある程度、空間を共有することが挙げられます。ただ、言い換えれば新しい出会いと巡り合えることでもあります。入居された方の中には友達になったり、恋人関係になられる方も。中には結婚に至ったカップルもいるそうです。
鶴見区は自然あり利便良しの工業地帯!
鶴見区は、京浜工業地帯ならではの工場だけでなく自然の豊かな公園も多くあり、横浜駅や都心へのアクセスが良いエリア。歴史が興味がある方は、生麦事件跡地や鶴見神社に訪れるのもおすすめです。
治安の悪いイメージの川崎市が気にならなければ、ぜひ鶴見区を候補のひとつとして考えてみてください。